『1日10分の音読で国語の成績は必ず上がる』を読んでみました。
『読めていない』娘には音読が効果的だと思ったものの、
ただ読んでいるだけでは効果的ではないように感じ、本を参考に実践中です。
効果的な音読の仕方を母が学んでみました。
音読で国語の点数を30点上げる作戦です。
いくつか実践していこうと思っていることをまとめておきます。
空欄補充問題・指示語問題
「ママに読んで聞かせると思って読んで。
空欄あてはめたら心の中で読んで確かめてみて」と、
伝えてみましたが効果は今後どうなるか・・・
期待します。
説明文攻略
話題を読み取る
筆者の主張を読み取る
そのために段落で重要な文だけしっかり読む
キーワードを○で囲む
場面の切り替わりで区切る
筆者の主張の見付け方
筆者の主張の見つけ方、と説明しても小学生にはピンとこないので、
ただ文字を読んで終わりにするのではなく、
作者の言いたいことは何か考えようと話しています。
「つまり」の後に書かれていることが筆者の主張。
ようするに、すなわち、このようにも同様に筆者の主張。
「しかし」の後に書かれていることも筆者の主張の可能性が高い。
である なのです、するべき、も筆者の主張。
これらのワードが出てきたら印を付けておくようにしています。
抜き出し問題対策
- 設問の中のヒントを探す
- 1で見つけたヒントについて書かれている段落を見る
- 抜き出しは文末を決めて逆から数える
物語
- 設問対象の人物の会話や行動を探す
- 選択問題は『主語』が誰かを確認する
- 内容は合っていても主語の人物だけが違う場合もある
- 選んだ選択肢を読み直し、本文に書いてあるところをもう一度探す
記述は部分点を狙う
答えになるキーワードを探す
このキーワードが入っていれば部分点を与える、
文字数をたくさん書いてもキーワードが入っていなければ0点ということがあります。
キーワードが入っていないということは答えになっていないということ。
答えになるキーワードまたは文の一部を見つける・探す作業が必要です。
主語 述語 を決める
娘の答案用紙は『私は~』で始まっていることがありました。
『あなたが思ったことを書きなさい』と問われていないのだから『私は~』で始まることはありません。
主語は誰か、述語は何かを決めます。
文末を決める
最後に文末を決めます。
『型』『テンプレート』に当てはめるだけ!と思えば、書きやすくなるはず。
- 理由を書きなさい→○○ は ▲▲だから。
- 説明しなさい→○○は▲▲ということ。
- どんな気持ちですか→○○は▲▲な気持ち。
娘の答案用紙には
『~と思います。』や『〇〇だと思いました。』という文末が見られました。
国語のテストはほとんどの場合、感想を聞かれているのではなく、
書かれていたことを探して正確に書くことが求められているので、
『思ったこと』を書いていると点数はもらえません。
この3つの型で文末が決まっている!と教えて覚えてもらいます。
まとめ
色々考えてやってみていますが、国語は一朝一夕で点数が上がるとは思っていません。
漢字・語彙力・読解力、読むこと・書くことが苦手な娘と国語の学習をするのは正直骨が折れます。
継続は力なり!と信じてやってみます。
国語で困っている親子におすすめの1冊でした。