発達障害と診断されはしないけれど、少し生きづらさがある人をグレーゾーンと言います。
障害と診断されるのは、社会的に生きる上で困難がり、診断が必要だったり
服薬の必要がある人だと捉えています。
グレーにも濃いグレー、薄いグレーがあります。
長女はかつて吃音で療育に通っていましたが、診断は受けていません。
言語聴覚士であり、療育の先生でもあった方からは
「薄いグレーかもしれない」と言われたことはあります。
初めての子どもなので、大変なことはあっても、子育てはそういうものと思っていたところもありました。
でも、やっぱり周りの子と比較してちょっと違うかもしれないと思うことも起こりました。
今思えば…ということも含めて、こんなことがあったということを記録しています。
発達グレー?繊細さん?敏感すぎる子
赤ちゃんは泣くのが仕事と言いますよね。
- 音に反応して泣く。
男性のクシャミ、トラックのガタガタ音、クラクション、インターホン、紙を破くビリビリ音等、敏感でした。
- 匂いに敏感。
- 肌触りに敏感。
匂いに敏感で、苦手な匂いの場所に行くとすぐに頭痛を訴えます。
肌ざわりに敏感で、一度も袖を通してくれない服は何着もありました。
意思表示ができるようになると同じ服ばかり着ています。
発達グレー?言葉が遅い
- 母にしか通じない言葉が多数
- 新しい場所に行くと母から離れられない、遊べない
- 保育園に入園 1歳登園時に嫌がり泣き続ける(約4カ月毎日)
- 読み聞かせをしても聞かない
読み聞かせが苦手なのは、ジッとしていられないからだったのでしょうか。
読み始めても膝の上から走って抜け出す、寝る前に読んでもベッドをゴロゴロ転がり全く聞きません。
読んでいなくてもページをただめくり、めくる動作を楽しんでいる様子が見られました。
正直、ちょっと悲しかったですね。
発達障害と吃音は関係あり?
発達障害と吃音は関係ないと考えています。
我が子の場合「お、お、お、おはよう」のような連発から始まり
「おーーーーーーはよう」のような伸発になり、
「、、っ、、、、、、お、、はよう」で難発のつまり、
身体を動かしバタバタしたりする随伴症状が出ました。
症状がひどいときは話すことをやめて、ただただ泣いていました。
言葉を形成する重要な時期だったので、言語聴覚士・療育に通いました(年少~年長)。
幼児期の発達
- オムツが外れない。
トイレに行きたいことを伝えられない。
遊んでいるうちに気付いたら漏らしている。
夜のおむつは年長まで外れなかった(寝る前のトイレを必ずさせても朝まで持たない)
- 新しい場所に行くとお漏らしする
年少になってもお友達の家に呼ばれると新しい場所で気が散り、
何回も漏らすので本当に申し訳なくなり、お呼ばれに喜べない時期がありました。
お友達の家ではオムツで過ごすこともありました。
- 参観日や運動会などのイベントが苦手。
慣れた場所に知らない人がたくさん来るのが苦手です。
泣いて暴れてせっかく保育園で練習してきたダンスもかけっこも本番では何もできませんでした。
イベント時には緊張からなのか自家中毒の症状が出ることありました。
緊張時にすぐにブドウ糖を補給して落ち着かせるようにラムネを持ち歩いていました。
- 転勤&引っ越しにより転園。
転園により、また不安定になりました。
保育園では2ヶ月泣き続けました。
チックのような症状が少し見られ、吃音もひどくなり、新たな場所で言語聴覚士の先生を見つけ、。
- 3歳検診で話せない・一人で座れない
繊細ゆえなのか、初めて訪れる場所での検診は当然大変です。
一言も話さないで、母にしがみついたまま検診でした。
発音が幼い。
か行「きりん」→「ちりん」
さ行「さくら」→「しゃくら」
た行「たこ」→「ちゃこ」等。
赤ちゃん言葉でかわいいのですが、周りと比較すると明らかに幼さを感じました。
発達障害?衝動が抑えられない
- 突然動き始める。
ブランコをしている最中にシーソーが目に入り、シーソーやりたい!で頭がいっぱいになりブランコを飛び降りシーソーに向かってしまいます。
隣のブランコの子と激突して顔に怪我をしたこともあります。
他の子が使っていたおもちゃを使いたいと思ったら無言でとってしまうこともありました。
1つのことに熱中すると他のことが目に入らない、聞こえなくなる傾向があります。
ご飯を食べているのに突然席を立ってしまう。
ご飯を食べているのに、突然逆立ちをしてしまうのには未だに頭が?でいっぱいになります…。
発達障害?多動
- とにかくジッとできません。
1分とジッとしていられないのです。
電車に乗って座っていられず、
常に身体のどこかが動いている状態です。
発達障害?注意散漫
- 不注意・注意散漫
意識があちこちに向いてしまい、集中して1つのことに取り組めない。
宿題をやり始めたのに突然席を立ちダンスや逆立ちをしてしまう。
今注意されたばかりのことをすぐに忘れて同じことをやってしまう。
- 忘れ物が多い
学年が上がるごとにチェックリストで自分で確認できるようにはなってきています。
でも玄関まで持っていったのに玄関に水筒置きっぱなしで出発しようとするなど、他に気が向いた瞬間に忘れるなど注意力散漫です。
おわりに。あれ?と思ったら相談してみるのはアリ。
振り返れば、なんてことないような、大変だったような。
次女が生まれて育てる中で、違いを感じることも多々あります。
長女と次女は3学年差ですが、長女が幼く次女は大人びているためにほとんど同じくらいの感覚です。
発達障害がある子は定型発達の子と比べて「3歳幼い」と言われます。
グレーの子は1~3歳幼いと受け止めるとして、早生まれの長女はやはり次女とほぼ同い年感覚です。
勉強面にも不安はあります。
親が手をかけてあげられるうちに我が子に合った環境を選択していきたいと思っています。
吃音や言葉の遅れ、多動など、発達障害かも?と思ったときに読んだ本です。
母としての心のもちようや、周りにできることなど参考になることばかりでとても救われました。
参考になればうれしいです。