HSP・吃音・発達凸凹 PR

【繊細さん】 繊細すぎる子には サプライズもちょっと注意? 心房頻拍で入院した 繊細っ子の記録

当サイトではアフィリエイト広告を利用しています

長女は4歳のときに心房頻拍と不整脈の発作で入院しました。

今思えば繊細さんであるがゆえの発作だったのではないかと捉えています。

医師から原因は『ストレス、疲れ、その子の性質』など

何か一つが原因なのか、複数なのか断定はできないが

子どもには起こりうることだと言われました。

4歳の子の心臓の発作。

9歳となった現在は後遺症もなく元気に過ごしています。

当時の我が子、我が家の経験を記録しておきます。

当時の我が家の背景

当時の我が家のは長女が4歳、次女が1歳。

夫が東北から大阪へ転勤になるも、

育児休暇から復職したばかりだった私は、退職か単身赴任の選択を迫られましたが、単身赴任を選択。

私と子供達は東北に残り、大阪への異動希望を出し、

異動ができるまで半年から1年は3人で暮らすことを覚悟し奮闘している状態でした。

(約40年の私の人生の中で最も大変だった時期!)

私は次女の育児休暇から復帰し、時短勤務で働いていました。

娘たちは認可保育園に入園。

当時1歳だった次女は、父親のいない寂しさを訴えることはありませんでしたが、

4歳の長女は毎日パパがいなくて寂しいと泣いている日々でした。

家族が離れて暮らし、娘にこんなに寂しい思いをさせてまで

仕事を続けることに意味があるのだろうかと毎日自問自答していたように思います。

単身赴任生活が始まってから約3ヶ月。

運動会まであと二日という日、夫が有給を取り運動会のために東北へ戻ってきました。

夫も仕事が忙しく、本当に休みをとれるかもギリギリまではっきりしなかったこともあり、

娘たちには伝えず、夫が帰ってくるのはサプライズにしていました。

 

サプライズに突然の体調不良。入院。

夫は夜中に帰宅したので、娘たちが朝目覚めるとパパが帰ってきた!という絶対に喜ぶと思っていました。

目覚めてパパの姿を見た長女は喜ぶというより茫然としていました。

そしてすぐに「おなかいたい・・・」「あたまいたい・・・」と。

30分後には嘔吐、顔はどんどん青ざめていくため近くのかかりつけの小児科へ。

病院へ向かうまでに複数回の嘔吐。

聴診器で心音を聞いてすぐに今すぐ大きな総合病院へ行くよう言われました。

 

入院から退院、その後の通院と経過

総合病院は近かったので救急車ではなく車で向かいましたが、

到着すると、すでにかかりつけ医から連絡を受けていたため

すぐに診察、酸素マスク、点滴・・・。

不整脈は字の通り脈が乱れることですが、不整脈にもいくつか種類があるようです。

長女の場合、脈が速くなる頻脈とリズムが狂う期外収縮というものでした。

脈は200くらいになり、医師からは

脈が200というのは大人であれば失神しているレベルだと言われました。

心電図?のモニターを見ると、素人の目にも明らかにおかしなグラフでした。

我が子が心臓発作を起こして冷静でいられる親は少ないと思います。

本当に生きた心地がしませんでした。

薬の名称を書くのは控えますが、心拍をおさえ心臓を休ませる薬の入った点滴を投与、

落ち着いてからは内服を数カ月続けました。

心房頻拍の原因は

入院、点滴で症状は次第に回復。

もう記憶が定かではありませんが、

最初に「おなかいたい」と言ってから5時間後くらいには、

点滴治療で症状は安定していたと思います。

24時間心電図検査、運動負荷検査、心臓超音波検査など

色々検査をしましたが、心臓自体には異常なし。

頻拍が継続すると心臓の機能が低下するなどの後遺症を残すケースもあるようですが、

幸い心機能の低下も見られず、運動制限など何もなく5日間で退院しました。

幼児には頻拍を“動悸”として認識できない

4歳だった娘は、心臓がドキドキするという表現では不調を伝えられませんでした。

「おなかいたい・・・」「あたまいたい・・・」と表現。

小学校高学年であれば動悸がする、という表現になるのでしょうが、

小学校低学年くらいまでは心臓がどきどきする、とうまく表現できないかもしれません。

退院する前に、医師や看護師さんから脈のとり方を教えてもらい、

娘の体調が優れないときには脈をとり、

もしおかしいようであれば、ためらわずに救急車を、と言われました。

繊細さんにはサプライズがストレスになる

うれしいサプライズであっても、小さなことで驚く繊細さんには

大きすぎる衝撃は身体への負荷になったのではないかと思っています。

環境が変わったり、運動会の練習で疲れていたり、緊張していたり、原因はわかりません。

ただ、

  • パパが単身赴任というストレス
  • もうすぐ運動会というイベントへの緊張感

という小さな体には通常より負荷がかかった状態での

特大サプライズはびっくりしすぎて

心臓に信号を送る交感神経がおかしくなるレベルだったのだ・・・と捉えています。

対処が遅ければ、後遺症が残った可能性もあったと医師からは言われました。

長女の繊細すぎるエピソードはこの出来事がナンバーワンです。

 

レッテルを貼ったり過剰に心配する必要はないけど、

繊細さん子育てには特性を知っておくことは必要だと考えています。

 

小さな繊細エピソード全てが吹っ飛び、今後の母親としての向き合い方まで考え直すことになった出来事です。

5年経った今は冷静に思い出すことができました。

今後娘が成長していく過程で、色々なことはあると思うけれど、その時々で向き合っていけるように!

元気が一番!

ABOUT ME
はな
2児の母。私立中と私立小の子育て。教育費を稼ぎ投資で増やす日々。お金について学びながら子どもにも金融教育を実践中。