子どもが突然吃るようになったとき、
親が最も考えることは
うちの子の吃音は治るのか?ということでは
我が家の長女の場合、小学校に入学す
しかし、話し始めたばかりの我が子が
突然どもるようになり、話すことを苦し
お友達にからかわれたりするのを目にしたこともあります。
たくさん悩んだこともありました。
我が家の場合
長女の吃音発症から自然治癒まで
長女の吃音歴
2歳4カ月吃音が始まる
3歳から4歳吃音が続く
5歳から6歳吃音が減り始める。ずっと吃音が続く日もあればほとんど出ない日、時期もある。
吃音の進展の段階
吃音というと、ああああ
と何度も同じ言葉をくり返すというイメージが強いと思います。
吃音にも種類があり、繰り返す吃音だけではありません。
いくつかの段階があり、
連発 繰り返す
進発 引き伸ばす
何
随伴症状
回避 話すのを辞めてしまう
吃音は2歳から4歳の間に
約5%
そのうち約4割の子供が急に発症
長女も突然発症しました。
我が子が辛そうにしていると辛い
本当に突然発症するので、さっきまで普通に話してい
急にどもり始めるので動揺します。
長女も突然始まりました。
今でもその瞬間を鮮明に覚えています(長女も夫も全く覚えていませんw)。
私は「さっきの私の対応がまずかったのではないか」と
自分に原因を探して自分を責め
おそらくほとんどの親御さんがそうだと思いますし、
無理もないと思います。
子どもは吃音のことはすっかり忘れた
長女自身、9歳の今となっては吃音のことを全く
覚えていないので、私も自分を責めることはなくなりましたが、
辛そうにする我が子を見てなんとかしてあげたいという気持ちだけでなく、
自分を責めてしまう親は多いと思います。
吃音の原因は7割が体質で3割が環境という研究結果があり
どうか、自分を責めないでほしい!
でも、我が子が辛そうだと、どうしても気になります。
我が家は言語聴覚士のいる機関に何度か通院しました。
言語聴覚士と吃音+構音の訓練
吃音が日々悪化していったため、子どもの発達相談の際に(確か3歳児検診?)
言語聴覚士の方を紹介してもらいました。
子どもの発達センターのようなところで、訓練というよりは
言語聴覚士の優しいお姉さんと親子で一緒に遊び、お話しました。
長女の場合、吃音だけでなく、「か行やさ状」の発音で
正しく言えていない音があったので、吃音+構音を
遊びながら簡単なトレーニングをするという感じでした。
3カ月に1回くらいのペースで通っていましたが、
長女は年長の頃に吃音も構音も日常生活で困らない程度
(お友達にはたまにからかわれることはありましたが)になっていたので、
年長の夏頃には通うのを終了しました。
吃音で最も悩むのは母親かもしれない
言語聴覚士の方と会ってトレーニングのようなことをするのですが、
言語聴覚士の方は親の接し方を良く見ています。
長女の場合で言語聴覚士の方から
「お母さんの対応を見ていると問題がないので、
通っても通わなくても大丈夫です」と言われました。
そんな!悩んで困ってるから会社休んで来たのに!と思いましたが、
後から思えば、ある程度吃音のことを理解して
一番身近な親がちゃんと接していれば、
3カ月に一度通うのは安心のためみたいなものなのだ、ということ。
通わなくても大丈夫、と言われても、
3カ月に一度通っていたのは、私の話を聞いてもらい、
大丈夫ですよ、と言ってもらい安心するためもあったと思います。
子どもの吃音で参考にした本
![](https://mom-manabi.com/wp-content/uploads/2021/05/kituon-300x225.jpg)
参考にしたのはこの2冊です。
吃音関連の本は検索すると他にも出てきますが、
子どもの吃音で悩んだら、まずはこの
「子どもの吃音ママ応援BOOK」がおすすめです。
母親だけでなく周りがどう関わると良いかなどわかりやすくまとめられています。
さらに理解を深めたい、数字ではっきりとしたデータを見たい場合は、
「エビデンスに基づいた吃音支援入門」
グラフやデータも解説がわかりやすいので、
頭にスッと入ってきます。
データで見ると納得感が増しますよね。
参考になればうれしいです。
![](https://mom-manabi.com/wp-content/uploads/2022/11/97769d2fcc5ac16bfb31a31d9a83172e-120x120.png)