我が子は私立小に通っています。
一貫校ではありますが、中には中学受験をして中学から違う学校に行く子もいます。
我が子も低学年のときに色々と考え、中学受験という選択肢も考え小3の2月に入塾しました。
でも、中学受験は断念!親の考えが甘かったです。大変過ぎました。
一貫校に通う私立小の子たちは中学受験の通塾は結構大変!
小3の2月から本格的に塾で中学受験の勉強をすることになりますが、私立小に通う子にはかなり大変です。
結論、時間が圧倒的に足りません。
実際に1年間だけやってみて大変だったことをまとめています。
- 登下校に時間をとられる
- 学校の宿題をする時間がない・宿題の量が多い
- 長期休暇の宿題・課題の量が多い
- 学校特有の行事が多い
- 一貫校の場合、周りに言えない問題
私立小の子は登下校に時間がかかるため中学受験の通塾が大変
私立小の子どもたちは公立の子どもたちよりも登下校に時間がかかることがほとんどです。
多くは電車などで登下校をしており、自宅から学校までドアtoドアで1時間以上かかる子もいます。
小3で通塾を始めると下校して塾に行くまでの時間はかなりタイトになります。
多くの塾は17時以降に授業が開始されると思いますが、私立小の子は下校して自宅に帰宅するのが17時近いという子も多いのです。
学校と家の中間地点の塾に通っている子は親の車で着替えて塾に行く子もいるよね。
夜ご飯を家で食べる時間がないから車で食べたり、お弁当を受け渡したり大変だよね…
塾への往復にかかる時間が30分で週4で通った場合
↓
1ヶ月で8時間です。
1年だと96時間ですね。
往復する間にテキストを読んだり単語帳で暗記したり、色々時間を有効活用したとしても、時間のロスはゼロにはなりません。
学校の宿題をする時間がない
私立小の子どもたちは下校してから塾に行くまでの時間がタイトなので、学校の宿題をやってから塾に行く余裕がない子も多いと思います。
徒歩圏内の公立の子より圧倒的に登下校に時間をとられますよね。
電車の中で宿題を終わらせるのは難しいですしね。
結果、塾が終わって帰宅してから学校の宿題をすることになります。
塾で数時間勉強してきたあとに、学校の宿題をして塾の宿題をしてお風呂に入って…
とやることがたくさんあるので、かなり体力も必要です。
体力がある子はやっぱり強いよね。運動を頑張っていた子が伸びるというのもわかるね。
成長期の子どもはしっかり睡眠をとらせたいしね。
私立小でも学校の方針によりますし、中受校か一貫校かでも異なりますが、学校の宿題は多めだと思います。
夏休みなど長期休暇の宿題が多い
私立小は公立小と比較すると夏休みの宿題の量が多い学校が多いです。
そのため、塾の夏期講習との両立が大変になります。
我が子の学校は低学年のうちはそこまで量が多いとは感じていませんでした。
ですが、小4、小5と夏休みの課題は量も難易度もグッと上がりました。
小6はさらに大変なことは容易に想像できます。
単純にこなせば終わるドリル系だけではなく、数日間かけて完成させる自由研究などの課題もあり、小4の子どもに任せておくとこなしきれません。
塾の宿題も多い中なので、何をいつまでに終わらせるかなど、親が見える化してある程度コントロールしなければ無理でした(我が家の場合)。
周りの公立小のお友達と比較してもやはり私立小の方が課題は多いと感じました。
学校の課題・宿題は当然やらせるのですが、中学受験をするとなると種類の違う勉強をすることになるので子どもへの負担にはなると思います。
学校特有の行事が多い
学校特有のイベント、行事が多いのも私立小の特徴です。
もちろん、私立小、その学校でしか体験することができない行事・イベントなので、それらがで得る学びはかけがえのないものだと感じています。
それらの特色が良くて私立小を選んでいるというご家庭も多いと思います。
ただ、中学受験をするとなると、大変なこともでてきます。
高学年になればなるほど、朝や放課後にそのイベントに向けての準備をすることも増えます。
登下校時間がずれることにより、やることが前倒し、後ろ倒しになるので睡眠時間が削られたりすることもでてきます。
私立一貫校の場合、周りに言えない問題
これは私立小でも中学受験する子が多い学校であれば関係ありません。
高校まで、あるいは大学まで一貫教育の私立小の場合は、
- 周りの友だちには受験のこと、中学受験塾に通っていることを言えない
- 周りは受験勉強をしていないのでモチベーションを保つのが難しい
こんな問題が出てきます。
学年が上がるにつれて、勉強も大変になります。
学校に共に高めあえる仲間がいないのは小学生には大変ですよね。
親子共に強い意志が必要です…。
まとめ
- 登下校に時間をとられる
- 学校の宿題をする時間がない・宿題の量が多い
- 長期休暇の宿題・課題の量が多い
- 学校特有の行事が多い
- 一貫校の場合、周りに言えない問題
どれも時間に余裕がなく大変!という点で共通しています。
どこかで少しずつ時間を作るしかないので、各ご家庭それぞれ工夫されています。
車で送り迎えの際に休ませたりご飯を食べさせたり、時にはカフェで宿題に付き合ったりと時間を捻出しています。
私立小で中学受験をする場合の大変な点をまとめました。
子どもも大変ですが、家族で協力しなければ乗り切れないと思います。
良い悪いではなく、受験を選択するからには覚悟をもって取り組むことが必要だと感じています。
がんばってください!
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