- うちの子、落ち着きがなくて・・・
- うちの子、全然じっとしていられない・・・
- うちの子、全然話を聞いていないみたい・・・
- うちの子、怪我が多すぎる・・・
- うちの子、忘れ物が多すぎる・・・
- うちの子、すぐモノを無くす・・・
- とにかく1分もじっとしていられない!
そんな幼児期だったうちの子。
ADHD、発達障害という単語を聞くようになったので気になり始めました。
ADHDかも?グレーゾーンって感じ?と思った幼児期の話
長女が幼児期にあれ??と気になったことは、こんな感じ。
- 落ち着きがない
- じっとしていられない
- 全然話を聞いていない
- 絵本を読んでも聞いていない、聞かずにあちこち行ってしまう
- 不注意による怪我が多い
男の子をもつお母さま方からは「女の子って手がかからなくて楽でしょう」と言われることもあったのですが、なにせ初めての子育てです。
自分としては大変でしたが、比較ができないのでこんなものかと思っていました。
男子はこれ以上に手がかかるのか!それは大変だな~と思っていたこともありました。
が、3歳を超えたあたりから、お友達と一緒に遊んでいるところを見ていると、
あれ?うちの子、周りよりも随分手がかかる感じだよね?
あれれ?男の子以上に落ち着きがないし、怪我が多いね?と思うことが多々ありました。
ADHDの特性
ADHDはウィキペディア先生によるとこんな感じ
注意欠陥・多動性障害(ADHD)は、多動性(過活動)や衝動性、また不注意を症状の特徴とする神経発達症(発達障害)もしくは行動障害である。
こうした症状は教室内で最年少だとか、正常な者、他の精神障害、薬物の影響でも一般的であるため、
機能障害や苦痛を感じるなど重症で、幼い頃から症状があるなどの鑑別が必要とされる。
不注意に代表される行動は、以下の症状
- 簡単に気をそらされる、ケアレスミスする、物事を忘れる
- ひとつの作業に集中し続けるのが難しい
- その作業が楽しくないと、数分後にはすぐに退屈になる
多動・衝動性に代表される行動は、以下の症状
- じっと座っていることができない
- 絶え間なく喋り続ける
- 黙ってじっとし続けられない
- 目的なく喋りつづける
- 他の人を遮って喋る
- 自分の話す順番を待つことが出来ない
怪我をしまくる幼児期の長女
一番印象的な出来事は、公園で遊んでいたときのことです。
ブランコに乗っていた娘。
楽しく遊んでいました。私も側についていました。
が、突然ブランコから飛び降りて走り始めたのです。
で、隣でブランコを漕いでいた子と激突。
顔面にブランコの座面が当たってしまい、
鼻が青くはれ上がり鼻血が出ていました。
骨折等はなかったものの、女の子の顔です。
しかも目の側。鼻は折れたのではと心配しました。
ブランコから飛び降りて駆け出そうとした理由は、
「シーソーがやりたくなったから」
衝動を抑えられない、周りが見えない、簡単に気がそれる…という傾向なのか。
こんなことが続き、とにかく怪我が多い!男子より怪我が多いことに気づきます。
1歳半検診、3歳検診では少し言葉が遅いかな?程度で
特に異常も指摘されなかった長女ですが、
色々なことが続きます。
吃音の相談に行っていた先生は、言語聴覚士であり、
発達相談も受けている方(児童発達支援士の資格あり)だったので、
- 長女はADHDなのではないでしょうか?
- 保育園で問題はないけれど、グレーゾーンなのではないでしょうか?
- 学校に行く前に診断を受けてみた方がよいのでしょうか?
こんな感じで相談してみました。
回数は少ないものの数カ月間の長女を見てきた先生から言われたことは、
お母さんが言う通り、不注意や衝動、多動はADHDの特性です。
一番長い時間見ているお母さんが何年もの行動からADHDかもしれないと思うのであれば、
その素因はあるのだと思います。
ただ、診断は難しく、今の段階で診断されたからといってそれが子にとって良いとは限らない。
繊細な子は診断にもストレスを抱えるかもしれない。
周りがその素因はあることを受け止めて
接してあげることができることが一番大切だと思います。
こんな感じの内容でした。
現状、保育園の集団生活で大きな問題がなさそうなので、
学校に入り環境が変わり、もし生活や学習面でやはり支障があるようなら
その時に診断を検討してもよいのではないか、と。
心臓の発作を起こしてから1年間は、各月で心臓の検査をしていたこともあり、
医師や看護師、保育園の先生方とも話す機会も多くありました。
複数の先生方と話をした結果、
薄いグレーゾーンかもしれないけれど、保育園生活で問題ないから
就学前に診断受ける必要はなし、と受け止めました。
繊細さんなので、診断自体に拒否反応が大きいかもしれないという心配もあったと思います。
どちらかというとHSP、繊細の傾向が非常に強いので
そこを気を付けてあげた方が良いと思っていたことも大きいです。
学校に入り困る不注意・衝動
学校に入って困る不注意
学校に入ると、不注意の傾向として困ることはやはり出てきます。
- 忘れ物が多い
- すぐモノを無くす
想定内のことなので、多少親がフォローしたりしていれば問題なく過ごしています。
学校から電話が鳴ることもほとんどありません。
母子でチェックリストを作りダブルチェックしたりすることでかなりカバーできます。
学校で困る多動・衝動は運動で軽減
じっとしていられず教室内を歩き回る衝動が抑えられないようだと、学校生活が心配でした。
とにかく身体を動かしたい子なので、なるべく運動をさせていました。
落ち着きがない点は、運動をさせることで改善があったように思います。
運動が良いということは相談していた先生からも言われていたので、
習い事で体操、水泳など週に3回くらい全力で疲れるくらいに発散させ、
週に5回は公園で全力で遊んでいるうちに
体力がつき、怪我も減ってきました。(4年生になってもまだ青痣は絶えませんが・・・)
雨の日で休み時間に遊べなかったり、授業中動きたくなったら
肩を回したりブラブラするといいよ!ママも仕事中に肩こり解消にやってるから!と伝えてきたので
たまに学校でやっているらしいです。
それでも、学校で身体を動かせなかった分、帰宅するとすぐに公園で身体を動かす全力遊びをして発散しています。
雨の日は倒立をしたり、ストレッチ(激しめ)をしたり、家用のトランポリンをしたり、
筋トレをしたりとにかく動いて動いて動いて!!発散することを身体で学んで知っているのでしょう。
ADHDの傾向があってもおそらく薄いグレーゾーン。診断は必要ないかな。
長女はおそらく多動・衝動は少なめの傾向、不注意が強めなのだと捉えています。
とはいっても、そこまで濃いグレーではなく、薄いグレーいのかな、という程度であまり気にしていません。
ADHDの子は定型発達の子と比較すると3年成長が遅れているといわれています。
引用:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC2662575/
長女の場合、精神年齢が幼いとはいえ3歳下の次女と同じくらいから少しお姉さんという感じなので
1~2学年ほど遅れているように感じます。
中学受験するとなると、これはなかなか大変。
早生まれの長女は11歳で受験することになるわけです。
ADHDの特性がある子は12歳でようやく定型発達の子の脳の働きに追いつくわけです。
9歳4年生で始めた受験への道のりは険しくて当たり前。
イライラしたりすることなく
着実に娘が成長していけるようにフォローしていきます。