日能研に入ったら目の当たりにするのが『評価』。
日能研に入って初めのテストでは『評価』の仕組みがよくわかっていませんでした。
日能研初心者の方向けに評価についてまとめました。
一緒に勉強いたしましょう。
日能研の評価は1~10ではなく3~10
日能研の『評価』って3から10の8段階なんですよね。
日能研に通っていると慣れてくるのですが、最初は知らない方も多いと思います。
なんとなく、1~10だと思いませんか?!
3の下には当然、1と2があるのだと思っていた(思い込んでいた)わけです。
そしてなんとなく評価5が真ん中だと思っていたのです。
残念ながら、5だと平均より下なのです。
日能研の評価と偏差値表
日能研の評価と偏差値換算はこんな感じになるようです。
評価 | 偏差値換算 |
10 | 70.0~ |
9 | 65.0~69.9 |
8 | 60.0~64.9 |
7 | 55.0~59.9 |
6 | 50.0~54.9 |
5 | 45.0~49.9 |
4 | 40.0~44.9 |
3 | ~39.9 |
でも、これだと幅がありすぎませんか?
偏差値50と偏差値54.9ではかなり大きな違いですよね。
志望校も変わってくるでしょう。
もっと詳細に偏差値を知りたくなるのではないでしょうか。
育成テストの評価を偏差値換算する
グーグル先生に確認しましたところ、どなたかのブログ?で順位と受験者数から
偏差値換算する数式を発見しました(もうネタ元は忘れてしまいましたスミマセン)。
お馴染みのMY NICHINOKENにログインします。
数字は該当のテストの順位と受験者数を使います。
=ROUNDDOWN(NORMSINV(1–順位/受験者数)*10+50,0) で計算できます。
スプレッドシートでグラフ化することも可能です。
偏差値1ポイントアップさせるために必要な点数
偏差値の出し方がわかったならば、
次に知りたいのは
『偏差値1ポイントアップさせるためには、あと〇点必要』の出し方ではないでしょうか。
子どもと共有するのにもこの問題で計算ミスをしなければ○点上がる→○番上がる→○クラスレベル、と伝えやすいですよね。
これでは具体的に何をどうしたらいいのかわかりませんが、
の方が、小学生に伝わりやすいですよね。
そのために必要になるのが「標準偏差」。
標準偏差って何だっけ?と思い、グーグル先生にお尋ねすると、得点のちらばり度合いを示すとのことです。
でも、子どもに対して標準偏差の考えまで必要かな?と考えるとあまり必要性を感じません。
子どもには、あとプラス何点で偏差値◯◯になるよ、偏差値〇〇になれば△クラスになり、◇◇校を狙えるよなどと伝えてあげたほうが具体的なイメージがつきやすいのではないかと思います。
調べたところ、標準偏差の算出に必要なものは
- 自分の得点
- 平均点
- 偏差値
偏差値=(自分の得点 – 平均点) / 標準偏差 × 10 + 50
・・・ちょっとめんどくさいですよね。
おすすめ自動計算ツール
家庭教師のプロの方が運営されているサイト『算数パラダイス』で無料自動計算ツールが紹介されていました。
知りたいのはまさにこれです。
ありがとうございます。使わせていただきます。感謝。
たとえば、500点満点の模試で、
平均点が300点、自分の得点は310点、
自分の偏差値は52、目標偏差値は55だとすると、3ポイントUPしなければなりません。
偏差値55には325点必要、つまりあと15点必要だと計算することができます。
- あと15点、つまりこの教科のこの問題で失点しなければ
- 基本問題が〇〇点とれていれば目標偏差値に届きそうだな
などと具体的に考えることに繋がります。
子どもに伝わるように根拠を示していくと計画も立てやすくなるのではないでしょうか。
親子でがんばりましょう!