【お金の教育】円安を小学生に説明。小学生にもわかるお金の話。

円安が加速していますね。
3月は米国株からの配当金が入ってうれしかったくらいで、
正直、今の円安は他にうれしいことはあまりありません。
良いことがあったととすれば、お金の教育になる会話を親子でする機会になりました。
子どもから円安について質問をされた

「あら、1ドル120円超えたわ」
「えっ、1ドル125円超えたやん!」
「あ〜物価どんどん上がるわ〜」
母の私が毎日ブツブツこんなことを呟いていたら、「1ドルが125円ってどういうこと?」と娘が興味を示しました。
しめしめ。これは良い機会かもしれないと思い、円安について軽く説明してみました。
子どもにお金・金融の話をするタイミング

我が家は朝テレビをつけるとしたらNHKのニュースです。
NHKについては色々思うところはあるけれども置いておいて、NHKアナウンサーの「株と為替の値動きです。」このフレーズを毎日聞いています。
自分から値動きを確認しにいくこともありますが、毎朝必ず確認しています。
お金の教育をしたいと思っても、時期を外してはあまり意味がないと思っているし押し付けにならないようにしようと考えています。
日々の生活の中に取り入れて使える知識になってくれるのが1番だと思います。
娘は「円安について教えて」といったわけではありません。
母の「1ドルが125円〜!」という呟きに対して疑問を持って質問してくれただけで、結果として円安の考え方を話すことになりました。
これぞ私の望んでいたお金の教育をするタイミングです。
子どもに伝わる円安・円高の説明
難しいことを言って拒否反応を示されては困るので、簡潔にさらっと説明しました。私なりの説明を紹介します。
1ドルが125円ってどういうこと?
コアラ
1ドル札を買うのに125円が必要ってことだよ
ちはる
1ドル札を見せます。

前までは銀行に行って1ドル札を買おうと思ったら100円くらいで買えてたのよ。それが、今は125円ないと1ドル札買えないんだよ
ちはる
ということは、前は4ドル買おうと思ったら400円で買えてたよね。今、1ドル125円だと、4ドル買うのに何円必要?
ちはる
125×4=500 500円必要やん!前は400円で買えたのに!1ドル、高くなってるやん!
コアラ
はい、理解できました。
ドルが高くなり、円が安くなった。だから円安っていうのだよ。
素晴らしい。
小銭があれば、是非現物の1ドル札と円の硬貨で見せてみると良いと思います。
これで、小学生の理解としては私的には十分だと考えています。
低学年には難しいかもしれませんが、高学年なら理解できそうです。
毎日使う知識ではないので、これもまたすぐに忘れるかもしれません。
それでも構いません。
「へぇ~1ドルって高いんだね~。」と言っていました。素直な感想なのかな。
細かいことや付随する知識はさらに知りたくなったときに自分で調べるなり質問するなりするでしょう。
必要になれば自分で学ぶはず。
娘たちには、生きるのに必要な【生きたお金の知識】を使いこなせる人になってくれるよう土台作りをしていこうと思います。