帝塚山学院中学校高等学校の説明会に参加してきました。
コロナのせいでオープンスクールにもなかなか参加できないので、
参加できるところから情報収集をしていこうと思っています。
帝塚山学院ミニ説明会の概要
1時間の説明会。
関西圏の各地で行われており、参加人数は各地10名前後でアットホームに行っているとのことでした。
最初の30分は学校全体の説明と学校選びに関して参考にするべきポイントなどについてのお話。
後半の30分は進学コースの内容説明がありました。
帝塚山学院中学・高校の全体説明
まず関学コースの説明、続いてヴェルジュコースの説明の流れです。
ヴェルジュコースの中でもエトワール、プルミエとコースが分かれておりそれぞれの特徴の説明があります。
各コースの特徴や年間行事、実際に進学した生徒の話などについて実際の映像を交えながら話がありました。
私立中学校選びのポイント
2021年の帝塚山学院中学の受験者数総数は1343名。
関西の女子高ではナンバーワンの受験者数とのことです。
大学の連携校では帝塚山学院が唯一の女子校というのも特徴のひとつ。
女子高を考えている方には選択肢に入ってくるのだと思います。
学校選びのポイントについての話も参考になる点がありました。
これから学校選びにを進めていく上でのポイントにすべきところなどを
学校側の考えを聞くことが出来、参考になりました。
ポイントとしては
- 家庭の教育方針にできるだけ近い
- 個性に合わせたプログラムを選択することができる
- 具体的な指導方法
これらの点を今後オープンスクールなどで学校選びのポイントとして見ていくと良いのではないかとの話があり、
親としても納得しました。
『親から見た学校』だけでなく『子どもから見た学校』どちらの視点も大切にするべきだと思いますので、
今後オープンスクールなど子どもと一緒に参加していこうと思います。
その他ポイントとしては
- 男子校・女子校・共学校であるか
- 進学校・大学連携校・大学附属校であるか
- 宗教や部活動の強豪校
などいくつかの点で
どのような点を重視するかは各家庭によって異なります。
説明会やオープンスクールなど今後色々なイベントで実際に足を運んでみて
雰囲気が子どもに合うか、各家庭に合っているのかどうか見ていくことになるでしょう。
帝塚山学院・関学コース
関学コースの特徴についても説明があったことを列挙しておきます。
KG ビジネスプランコンテスト
関学コースでは中学2年生と高校1年生で
『KG ビジネスプランコンテスト』と言うイベントがあるとのことです。
コンテストの内容はまだ世に出ていないビジネスプランを生み出していくというもので
プレゼン資料から実際のプレゼンまでを生徒達が行うものです。
中学2年生はグループでの発表、高校1年生は一人一プランを発表するとのこと。
実際の映像を動画で拝見しましたが、とても良い取り組みだと感じました。
関西学院大学の先生が帝塚山学院まで来て、コンテストの発表内容を見てアドバイスをもらえるとのこと。
将来、起業を考える生徒はもちろん、
関学を目指す生徒には刺激になることは間違いないのではないでしょうか。
関西学院大学の最も大きい講堂で発表することになるとのことです。
実際に大学の先生だけでなく企業も参加しているようで、注目の高いイベントだと感じました。
関西学院学部説明会
大学連携校のメリットとしては関西学院の学部を選択する際に
全学部の説明会や懇話会などが
帝塚山学院大学の生徒のためだけに行われるという点もメリットの1つかと思います。
関西学院大学へ進学するために基礎学力をつけることはもちろん、
中学から高校にかけて関西学院と交流を図るためのイベントが年に何度か行われているとのことです。
ヴェルジュコース
ヴェルジュコースではエトワールとプルミエ二つのコースがあります。
エトワールの特徴
まずエトワールの特徴としては国公立の大学や医学部歯学部系列に進むことを目的とする生徒が選択する場合が多いとのこと。
印象的だったのは、
『競争するのではなく女子高らしく共感を重視している』という点。
一人ひとりに合わせた教育、一人ひとりに光を当てるということを重視しているとのこと。
プロスタという取り組みを行っており、
数学などの授業で外部講師を招き質問しやすくなるような関係の構築にも取り組んでいるとのことです。
先生と生徒という『縦』だけの関係ではなく、
外部講師を挟むことによって『斜め』の関係を築くと言うことも特徴に挙げられるようです。
プルミエコースの特徴
プルミエコースの特徴としては英語とアクティブラーニング型の2点が主な特徴です。
英語
英語については イングリッシュランチなどネイティブの先生とランチタイムを設けたり、
イングリッシュキャンプとして英語でのキャンプなどを取り入れることで
リラックスして英語に触れることで自然に英語の習得を図るということも重視しているのではないでしょうか。
グローバルラウンジという取り組みも行っておりネイティブの先生とアットホームに話す時間を設けているとのこと。
英語に触れる時間を長くとりネイティブの英語に触れる機会を作っていると感じました。
アクティブラーニング
アクティブラーニング型の授業に関しては10年以上前から送球講座という形で取り入れています。
アクティブラーニングとは大学の教育改革が叫ばれている中で近年注目を受けています。
生徒が受け身になってしまう授業をするのではなく、自ら能動的に学ぶことを目指していると言えます。
生徒が能動的に学ぶことによって社会的能力や認知的な力知識経験を含めた能力の育成を図っていくことを目指しています
教師による一方的な指導だけではなく生徒による体験学習やグループディスカッショングループワークディベートなどを中心とした授業を取り入れる。
ただ知識を身につければ良い大学に入れた従来の教育とは異なり
今後さらに知識を増やすだけではなく知識をどう生かしていくかということを重視している流れは続いていくと思います。
アクティブラーニングを積極的に取り入れてノウハウが確立されている点は非常に良いのではないかと感じました
社会で必要になってくるスキルを中学の頃から学ぶことによって
社会人として必要なスキルを早期から身につけていくということを取り入れているようでした。
今後 AI などと共存していく中で能動的に動くことができる為に積極的に取り入れている点が良いと思いました。