先日、お仕事でママさん達と「子どものマネー教育」について議論しました。
私は、今でこそお金の不安がなくなりましたが、以前は
無駄遣いしていないはずなのになぜかお金が貯まらない!!!
という状態でした。
色々失敗もしながら、現在の家計も未来の家計も自分で設計することができるようになりました。
自分で設計できるようになるとお金の不安は消えます。
それを子どもに伝えていこうと思い、実践しています。
今回のママ達との話では「子どものマネー教育」について参考になったことをまとめました。
参考になることがあればうれしいです。
子どものマネー教育への不安要素1位は親のマネー知識・経験不足
今回は子どものマネー教育に興味があるお母さん達だけが集まっていた会です。
つまりは「マネー教育」に興味関心が強い人たちの集まりです。
そんなお母さん達ですが、「マネー教育」に関する不安要素1位はダントツで『自分自身にお金の知識・経験がないこと』でした。
子育てママの7割以上がマネー教育に興味があるらしいよ
集まった方のお子さんは未就学児から上は高校生までいらっしゃいました。
子どもの年齢が近い方に共感を持ちながら話を聞くことが出来、また我が家で実践している「おうちマネー教育」についてもお話させていただきました。
お金に関する教育はこれまで日本ではほとんどされておらず、家庭に委ねられていますよね。
2022年から高校で金融教育が始まり、投資信託などについて学ぶ予定になっています。
しかし、それで足りるのか?家庭でもマネー教育をすべき?という意識を持つ方は増えてきていると感じています。
これからの時代はお金に関する知識はより必要になってきます。
でも、これまで学ぶ機会がなかったから自分自身の金融知識に自信がない子育て世代が多いのは当然です。
子どもにはマネー教育をしていきたいが、何から始めたらよいのか、そもそも自分の家計も把握できていない、自分が教えられるのか、という不安をお持ちのお母さんはたくさんいらっしゃいました。
マネー教育はいつから必要なのか
お金に対する教育はいつから必要なのか?そもそも本当に必要なのか?という議論もありました。
色々な意見があって当然ですが、私は絶対にしておいた方がいい!と思っています。
理由は『お金は毎日使うものだから』。
- 毎日言葉を話すから『国語を学ぶ』
- 毎日何かしらの計算をするから『算数を学ぶ』
これと同じです。
毎日使うから『お金を学ぶ』ことは必要だと思います。
ただ、『マネー教育』といっても堅苦しい難しいものだとは思っていません。
一言に『マネー教育』『お金の知識』といっても細分化するとお金の知識にはいくつかの分類に分けることができます。
おうちマネー教育
家でできるマネー教育をすでに実践している方もいました。
- 毎月の定額お小遣い制
- お手伝いに対する成果報酬制
- メルカリで不要になったおもちゃ販売
小学2.3年生あたりでお小遣いをどうしようか悩み始める家庭が多いようです。
お小遣いに関しては、
毎月あげることにあげる派とあげない派、
お手伝いに関してあげる派とあげない派、
いずれもほぼ同数だったことです。
定額のお小遣いに関してあげる派の意見は、
- 使うことで自ら主体的に学ぶことができる
- 失敗もしながら経験することが大切
- お金の感覚を養うことができる
あげない派の意見は、
- 子ども間のトラブルに巻き込まれることが不安
- 子どもが欲しがらない
- 自分も親からもらっていなかった
などの意見がありました。
どちらも正解・不正解があるわけではなく、各家庭の考えがあり、子どもの性格によっても向き・不向きがあると思います。
親の金銭感覚は子どもに遺伝する
親の金銭感覚は子どもに受け継がれます。
お金に関して学ぶ機会がない日本では、至極当然のことです。
『稼ぐ』『増やす』『守る』は大人になってから学ぶことが出来ます。
子どもの頃から身に着けるべきなのは『お金を使うときの価値基準』『お金を貯めるための基礎知識』です。
一緒に買い物に行き、野菜の価格変動・産地・スーパー毎の値段の違いなど、話題はたくさんあります。
「子どもにはお金で苦労してほしくない」という想いは皆同じです。
親が背中を見せるためにも、大人も学び続けていきたいですね!
子どもの金融教育におすすめな本
子どもへの金融教育を考えるときに何冊か本を読み学びました。
Youtubeでも学ぶことができますし、金融教育は身近なものになってきています。
漫画でわかりやすく解説されていておすすめです。