小学校から私立に通うメリットについては以前書いた通り。
大きなメリットを5つあげました。
今回は普通の共稼ぎ家庭が感じるデメリットをまとめていきます。
メリットより文字数がかなり多くなっております!笑
お金がかかる
お金がかかる!
圧倒的なデメリットは『お金』がかかることです。
デメリットというか、ネックというか、なんというか。
これが9割といっても過言ではないかもしれません。
わかりやすいのは学費ですが、それ以外にも色々かかります。
学費
学費は年間60〜100万くらいかかるところが多いのではないでしょうか。
子どもが2人とも私立であれば2倍です。
兄弟割引なんてありません。笑
入学金・寄付金
入学金は小学校に入学するときだけでなく、中学部・中等部に進学するときにもかかる学校が多いと思います。
寄付金も私立ならではですよね。
毎年寄付であったり、入学のときだけだったり、学校・各家庭にもよっても違ってきます。
制服・学用品
制服も一人あたり15〜20万くらいかかると考えておいた方が良さそうです。
兄弟・姉妹でお下がりを、と考えていても毎日着る制服なので全てを下の子に使わせるのは難しいですね。
中学・高校に進学する際は制服が変わる場合も多いですよね。
1年で10センチ身長が伸びるときもあります。
習い事
裕福なご家庭が多いので、私立のお子さまたちの習い事は複数やっている印象です。
放課後も忙しい子が多いですね。
公立と同じくピアノや公文、習字にそろばん、水泳や体操あたりは多いですよね。
私立の子どもたちはバイオリンにバレエ、サッカー、フィギュアスケート、華道・茶道なども聞きます。
バレエといっても本気のバレエ教室だったり。
自宅からかなり離れたお教室まで通っていたり、個別レッスンも掛け持ちしていたりと家庭によって力の入れ具合は様々です。
お金の面以外のデメリットは人間関係ですね。
交友関係が限られる
交友関係は多少限られます。
公立の小学校、中学校、高校と進学していく場合、大半の友達が入れ替わっていくのではないでしょうか。
私自身は公立ですが、同じ小学校から同じ中学校に進学する人の割合は3割くらいだったように思います。
高校に進学するときには中学の同級生は1割くらいに減りました。
今でも小学校、中学校の友人との交友関係はありますが、かなり限られています。
私立小の子たちは、小学校からの友だちとは長い付き合いになりますよね。
これはメリットにもデメリットにもなりえると考えています。
周りと比較してしまう
これはお金のデメリットに含まれるかもしれませんが、子ども同士の会話で回りと比較することはあるかもしれません。
やはり裕福なご家庭の話を耳にすることは多々あります。
コロナであまり聞かなくなりましたが、家族でドバイに行った、お家はお城のような豪邸、プールがあるお家など。
親の職業の話も何気ない会話でちらほら耳にするようです。
「うちのお父さんの〇〇病院で~」
「うちのおじいちゃんは〇〇を作ったから~」
「パパが〇〇を持っていて~」
その〇〇凄すぎるんですけど!!
個人的には凄すぎる人たちは『華麗なる一族ネタ』としてこんな世界あるんだ~!と楽しんでいます。
凄すぎて自分と比べて落ち込むレベルではないというか。
でも、人によっては(親子どちらも)劣等感を感じてしまうことになるかもしれませんね。
通学に時間がかかる
中学生にもなれば、電車を乗り継いで通学するのは当然のことかもしれません。
ですが、小学校の低学年の子どもたちには大変です。
大きなランドセルと手提げバック、傘を持って雨の日に電車で通っている姿はなかなか大変そうです。
通勤・通学の混んでいる時間帯に低学年の子どもが通うことに負担はないのか、よく考えるといいですね。
通学は毎日のことです。
私は登下校安心して通えることをわりと重要視していました。
何かあったときにも心配なので、我が家は自宅から近い学校のみ受験しました。
合格してから引越しされる方もいらっしゃいますね。
授業についていくのが大変
公立はみんなが一律であることに重きを置いていますが、私立はそうではないと思います。
ちょっとつまづいている子がクラスに2~3人いてもそのまま進んでいくというか。
学年が上がって内容が難しくなってくると、個別塾や家庭教師でフォローされている子もいます。
外部に出る子は中学受験塾でものすごい量の勉強をしています。
親のサポートも手厚いですね。
教科書は全教科自宅用も揃えている話もよく聞きます。
学校用は全て教室に置いているのです。
通学の負担を減らす目的もありますが、親が予習して教えている家庭もありますね。
兄弟がいれば教科書も×2、×3。
お金がかかります・・・。
世間知らずになる
これはあまりデメリットと考えているわけではありませんが、世間知らずのお坊ちゃま・お嬢さまになる可能性、また世間からそう見られる可能性はあります。
同僚の幼稚舎から慶応だった男性がいます。
彼は少々変わっていたのですが、変わった言動の度に「彼はボンボンだから」「あいつんち財閥だから」などと言われていましたね。
彼の親族は男の子が生まれたら幼稚舎から入ることが決まっているらしいので、華麗なる一族なのでしょう。笑
世の中には色々な人がいます。
小学校から私立に通っていると、社会に出たときに自分たちがいかに恵まれた環境にいたかを知ることになるでしょう。
まとめ
デメリットの方が書いていて筆が進みました。笑
私立小、総じて満足はしているものの、心から良かったと思えるのはやはりまだ先になるのかもしれません。
良かったと思えるようにしていくしかないですね!