引越しの計画を立てて見える化し共有する
引っ越し先の家が決まったら
「あの部屋は子供部屋にして~」「あの部屋にはアレを置こうかな~」
なんてイメージしますよね。
でも、「イメージ」だけでは足りないんです。計画を立てて見える化して共有しましょう。
私はイメージだけ膨らませて引っ越しして失敗しました。
引っ越し計画を進める手順はこの4つ・・・
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- 内見で新居の採寸をする
- 家具・モノの配置を考える
- 部屋の目的から収納を考える
- 梱包する手順
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この4つをやっておけば、引っ越し先で「この部屋にこのタンス入りません」
「この食器棚と冷蔵庫は並べて置けません」などと業者さんに言われてパニックになることはありません。
では、順番に解説していきます。
内見で新居の採寸をする
普段の準備編ですでに家具類を採寸してあるれば、内見でササっと新居の採寸をするのは、きっと楽です。
そして普段からスマホや手帳に家具類の採寸を記録してあるので新居の採寸をしながら、ココにはアレ入らないか・・などすぐにイメージも出来ます。
出来れば、採寸する人と書く人、2名体制だと早いですね!
採寸しておく場所は下記を抑えておきましょう。
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- 入り口(玄関・部屋のドアなど)
- コンセントの位置(高さ・壁からの距離)
- 水回り(キッチン・洗面所の収納等)
- 窓(カーテン検討のため)
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内見ってあまり時間がないことが多いんですよね。
他にもあちこち計りたい気持ちはありますが、
最低限この4カ所を計測しておけば大丈夫です。
一旦持ち帰って2~4の手順で引っ越し準備を進めることができます。
家具・モノの配置を考え、指示書を作ろう
家具や大きなモノの配置を考えていくときに必要なものはこの4つです。
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- 事前に記録しておいた家具の寸法一覧
- 新居の寸法一覧
- 新居の間取り図(A3程度にひきのばすと便利)
- 小さめの付箋
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これらを使って配置を考えていきます。使い方は簡単。
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- 付箋に配置したい家具やモノの名称を書き
- 寸法一覧と照らし合わせながら
- 間取り図に付箋をペタペタ貼って考える
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これを家族でやっておくと、視覚化されることでお互いに共通のイメージを持って進めることができます。
キッチンにラック置こう、だけではキッチンの端なのか真ん中なのか夫婦間でイメージが違う可能性があります。
そして、この間取り図は引っ越しの大詰め、荷受けのときには業者さんや引っ越しを手伝ってくれる家族への指示書になります。
この指示書、大活躍することになりますので、後半まで頭の片隅に置いておいてください。
部屋の目的から収納を考える
この部屋は「誰が」「何を」する部屋か、部屋の目的をなるべく具体的に生活をイメージして考えていくと良いですね。
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例1)洋間1
家族の寝室。ベッドを置いて寝室にする。→寝るだけ?着替えもする?
大きめのクローゼットがあるので、妻の衣類はこのクローゼットへ。
現在ハンガーラックに掛けている衣類は全てこのクローゼットへ。
クローゼット上部には使用頻度が低いミシンや来客用布団を入れるetc・・・
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例2)キッチン
コンロ下の収納にはフライパンや鍋を入れ、シンク下の収納にはボウルやざる、
吊戸棚には使用頻度が少ないミキサーをetc・・・
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部屋やクローゼット、キッチンの中でも
引き出し一つ、戸棚一つで『収納一つの目的』を考えておきます。
これをしておくことで迷うことがなくなります。
迷わないと手が止まることはありません。
それに妻が全ての荷解きをしたり「これはあっち!これはその下!」と細かく指示をせずとも、
誰がやっても片付き、生活しやすい家にすることができます。
梱包するコツと手順
さて、ついに梱包です。
ここまで準備がしてあるので、サクサク梱包していけるはずです。
と、いってもやっぱり面倒なことはあります。
避けたいのは「一旦段ボールに入れたのに、やっぱり必要だったから出す」こと。
それを繰り返していると、梱包が進まない→散らかる→イライラする の悪循環(^o^)/
私も何度やったことか・・・泣。
引っ越しの前って、梱包以外にも諸々の手続きとかお別れ会とかで本当にやることが
たっくさんありすぎて、頭がパンパンになるんですよね。私はアレ忘れてた~!と何度バタバタしたことか・・・
頭の中で全部覚えておこうとしないで紙に書いたりして頭から出してアウトプットすると視覚化されるし整理できますよ。
梱包手順を解説。リビングから始めるのはNG
エイ!と勢いでリビングの中心から梱包を始めないこと!
リビングから遠いところから淡々と始めていく感じです☆彡
指示書を玄関の見える位置に貼り、みんなで配置を共有しよう
引っ越しの指示書を作り方は先日解説しました。
記事はこちらから読めます
玄関のドアに大きく引き伸ばした指示書をバーンっと貼っておきましょう。
それを見て業者さんはどんどん搬入を進めてくれるので、毎回「これどこに置きますか?」と
聞かれて妻の手が止まることも減ります。
夫や応援に来てくれている人に荷解きをどんどん進めてもらえる場合には、
その指示書をコピーして渡しておくと「コレ、どこ置くの?」が減ります。
大人が数人いて各自で荷解きを進めていけると早いですよ。
夫の部屋がある場合には夫に任せるのもひとつ。
「俺のあれ、どこに閉まった?」がなくなりますから。
これで段ボール、引っ越しが終わった3日後にはなくなります!
私は子連れで引っ越した3日後に、ベビーサークルの集まりに子供と一緒に行きました。
2日間で段ボール開封&設置が終了して3日目の朝には段ボールは引っ越し業者に引き取ってもらえたのです。
家で大量の段ボールに埋もれて子供と一緒にストレスを抱えることなく、お友達を作りに行けた方が親子で幸せですよね♪
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荷解きの手順を解説
荷解きはズバリ梱包の逆、です。
最後に詰めたものを最初に出す!
使用頻度が高いものを最後に詰めているので、当然荷解きはその逆です。
最後に荷造りしたものから開封し、設置していきます。
翌日から仕事で子供は学校、という過酷なスケジュールの引越しもあると思います。
すぐに使うもの以外は徐々に進めていくようにすると無理がないですね。
私は7回目の引っ越しのときに業者さんから「奥さん引っ越し慣れてますね~!」と言われました。
それは、引っ越し業者さんが荷物を家に搬入している最中に
私が、水回り(洗面所・トイレ→風呂→キッチン)の段ボールを開封し、設置を済ませているのを見て
業者さんが「こりゃ慣れてるな」と思ったそうです。
水回りはサッサと開封し、指示書で考えていた通り、迷いなく
引き出しなどにセットしていくのがポイントです。
水回りが整っていると生活に困らなくなります。
参考にしていただけたらうれしいです。

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